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最終更新情報: 6:55:14 pm on 18 June 2014 by e0109-106-188-101-238.uqwimax.jp
*littleBits Arduino モジュール>https://littlebits.cc/bits/arduino*を、PicoBoardやWeDoとして、Scratchから使う方法を説明します。 *+littleBitsAsScratchSensorBoard.jpg+* (この写真では、a1にスライダーディマー、a0にサウンドトリガー、d0にボタン、d9にDCモーター、d5にRGB LED、d1にブザーの各ビットモジュールを取り付けている) <iframe width="560" height="315" src="//www.youtube.com/embed/XWZ0OK3X3EE" frameborder="0" allowfullscreen></iframe> <iframe width="560" height="315" src="//www.youtube.com/embed/TNc3P2QamJU" frameborder="0" allowfullscreen></iframe> !1. Arduino IDEのインストール まだの場合はArduino IDEをインストールします。以下が参考になります。 *Arduino – スイッチサイエンス>http://trac.switch-science.com/wiki/Arduino* !2. littleBits Arduino モジュールのドライバーインストール littleBits Arduino モジュールをマイクロUSBケーブルでPCに接続します。その際、littleBits Arduino モジュールの入力(d0, a0, a1のいずれか)にlittleBitsの電源ビッツモジュールが接続され、電源が入っていなければ認識されません。 接続したら、Arduino Leonardoとしてドライバーをインストールします。以下が参考になります。 *Guide/ArduinoLeonardo – スイッチサイエンス>http://trac.switch-science.com/wiki/Guide/ArduinoLeonardo* その際、Windows 8.1では署名なしドライバーをインストールするために以下の手順が必要な場合がありました。 *Windows8/8.1で署名なしドライバをインストールする方法/テストモードにする方法>http://freesoft.tvbok.com/win8/testmode.html>* !3. ソフトウェアのダウンロードと展開 以下のZIPファイルをダウンロードして任意の場所に展開します。 *http://squeakland.jp/abee/tmp/NanoBoardAGWithMotors.zip* 展開したフォルダーの中身を、Scratch 1.4をインストールしたフォルダー(デフォルトでは「C:¥Program Files (x86)¥Scratch」、Macでは「/Applications/Scratch 1.4」)の中にコピーします。 !4. スケッチの書き込み Arduino IDEを起動し、「Tools」メニューの「Board」から「Arduino Leonardo」を選び、「Serial Port」から接続されているポートを選びます。 「File」メニューから「Open...」を選び、展開したフォルダーに含まれる「littleBitsAsScratchSensorBoard.ino」を開きます。ダイアログが表示された場合は、その指示に従います。 開いたウィンドウの「→」ボタンをクリックし、スケッチの書き込み(アップロード)を行います。ステータスバーに「Done uploading」と表示されれば成功です。 !5. センサーの動作確認 littleBits Arduino モジュールの「a1」入力にスライダーディマービッツモジュールを取り付けます(無い場合は任意の入力ビッツモジュール)。スライダーディマービッツモジュールの入力には電源ビッツモジュールを取り付け電源を入れます。 Scratchをインストールしたフォルダーの中にある「NanoBoardAGWithMotors.image」を「Scratch.exe(Macの場合はScratch.app)」にドラッグして開きます(センサーを使うだけであれば通常のScratchでも大丈夫です)。 カテゴリーを「調べる」に切り替え、「スライダーセンサーの値」の左にあるチェックボックスをチェックします。しばらくすると、littleBits Arduino モジュールの「rx」と「tx」のLEDが点灯し、ステージの「スライダーセンサーの値」がスライダーディマービッツモジュールの位置を反映して変化します。 以下のスクリプトはスプライトの左右の位置をスライダーで制御します。 *+Slider.gif+* 「a1」と「a0」には任意の入力ビッツモジュールを取り付けることができます。Scratchでは、「a1」を「スライダーセンサー」、「a0」を「抵抗C」の値として受け取りますが、これは実際のビッツモジュールの種類と一致させる必要はありません。 「d0」にはボタンやトリガーなどオンオフの2値の状態を持つ入力ビッツモジュールを取り付けることができます。Scratchではこの状態を「ボタンが押された」として受け取ります。 いずれの場合も、入力ビッツモジュールの入力に電源ビッツモジュール(分岐したものも可)を取り付け、電源を入れることを忘れないでください。 |ビッツモジュールを取り換えるとき、電源ビッツモジュールが外れるとScratchとの通信が切断されます。その場合は「スライダーセンサーの値」を長押しして「Scratch Board監視盤を表示」し、監視盤を長押しして、手動で切断してから再度ポートを選択して開き直してください。それでも復旧しない場合は一旦Scratchを終了し、USBケーブルも差し直してから立ち上げ直してください。| !6. モーターの動作確認 「5. センサーの動作確認」を済ませてから、「d9」にDCモータービッツモジュールを取り付けます(無い場合は任意の出力ビッツモジュール)。「動き」カテゴリーにモーター関連のブロックが自動的に表示されるので、「モーター[ ▼]を1秒オンにする」をクリックすると、モーターが1秒回転します。このとき、「▼」をクリックすると、「A」(d9)と「B」(d5)の2つの出力先を切り替えることができます。「 」は両方同時を意味します。モーター以外のビッツモジュールを取り付けてもScratchの表記は常に「モーター」になります。 以下のスクリプトは、スライダーでモーターの回転数を制御する例です。パワーの引数は0から100までの値を受け入れますが、実際のステップ数は停止も含めて8段階です(NanoBoardAGWithMotorsの制約)。 *+SliderMotorsPower.gif+* |使えるモーターを1つにする代わりに128ステップにしたい場合は*NanoBoardAGWithMotor.zip>http://squeakland.jp/abee/tmp/NanoBoardAGWithMotor.zip*の中にあるlittleBitsAsScratchSensorBoardSingle.inoとNanoBoardAGWithMotor.imageを代わりに使ってください。| 「d5」と「d9」にあるスライドスイッチは、出力電圧をアナログで行うかPWMで行うかの切り替えです。 「d1」は2値しか扱えません。モーターAがオンで、「回転の向き」が「こちら向き」のときにオン、「あちら向き」のときオフになります。littleBitsではソフト的にモーターの回転方向を変えられないので、このブロックの名前に意味はありません。 |サーボモータービッツモジュールなど、突入電流の大きなビッツモジュールを取り付けると、Scratchとの通信が切断されます。その場合は「スライダーセンサーの値」を長押しして「Scratch Board監視盤を表示」し、監視盤を長押しして、手動で切断してから再度ポートを選択して開き直してください。それでも復旧しない場合は一旦Scratchを終了し、USBケーブルも差し直してから立ち上げ直してください。| !littleBits Arduino モジュールのピン番号とScratchのブロックの対応 |入力/出力|ピン番号|NanoBoardAGWithMotors|NanoBoardAGWithMotor| |入力|d0|ボタン|←| |入力|a0|音(スケール補正), 抵抗C|←| |入力|a1|スライダー, 抵抗D|←| |入力|a2|明るさ(スケール補正)|←| |入力|a3|抵抗A|←| |入力|a4|抵抗B|←| |出力|d1|モーターA こちら向き|モーター こちら向き| |出力|d5|モーターB パワー|モーター あちら向き| |出力|d9|モーターA パワー|モーター パワー| |出力|d10|モーターA あちら向き|モーター パワー| |出力|d11|モーターB こちら向き|モーター こちら向き| |出力|d13|モーターB あちら向き|モーター あちら向き|
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